(最終更新:2020年8月)
私が子供の頃、マンガ「日本の歴史」が好きで何回も読んでいました。
私の子供(小学生)にも、早めに「歴史に興味を持って貰いたい・馴染んで貰いたい」と思い、いくつか比較してみて、角川まんが学習シリーズ「日本の歴史」を購入しました。
今回は、この角川まんが学習シリーズ「日本の歴史」をご紹介したいと思います。
角川まんが学習シリーズ「日本の歴史」を選んだ理由
「日本の歴史」のマンガの代表的なものとしては、
・小学館:学習まんが「少年少女日本の歴史」
・集英社:学習まんが「日本の歴史」
・学研:学習まんが「NEW日本の歴史」
・角川:まんが学習シリーズ「日本の歴史」
辺りが定番としてあります。
この他にも、小学生にも興味を持ちやすい/読みやすいよう、ドラえもんが出て来るシリーズだったり、コナンが出て来るシリーズだったり、様々なものがあります。
ちなみに、私(たち)が子供の頃に主に読んでいたのは小学館のまんが「日本の歴史」で、1981年に発売されて以来、37年連続で販売実績No.1のロングセラーです。
(ここ数年は、角川のまんが「日本の歴史」に抜かれてしまったようですが...)
小学館のまんが「日本の歴史」は、今でも多くの図書館に置いてあります。
(小学館のまんが「日本の歴史」)
このように色々な「日本の歴史」の漫画がありますが、私の場合は、
・"小学生のうち"だけでなく、中高生になってから読み返しても役に立ちそうなものがいい
(=そこそこボリュームのある、内容のしっかりした読み応えのあるもの)
・ただ、キャラクターもの以外は、どれも全20巻くらいと相当なボリュームがあるため、内容に大きな差はなさそう
(歴史書を求めている分けではなく、歴史の大きな流れが分かれば十分だし、〇〇大学の〇〇先生監修、と書いてあっても、正直どの先生がいいのか全く分からない...)
・だったら、子供に興味を持って読んで貰うためには、絵がきれい/今風のもの(=漫画っぽいもの)を選ぶのが良さそう
という理由で、デザインに力を入れている、角川の「まんが学習シリーズ 日本の歴史」を購入しました。
実際、私が子供の頃に読んでいた「日本の歴史」と比べると、絵のクオリティは格段に高く、スタジオジブリの方や、DEATH NOTEの作家さん、ケロロ軍曹の作家さんがカバーデザインを担当したものもあります。
(角川のまんが「日本の歴史」のカバーデザイン)
角川まんが学習シリーズ「日本の歴史」の感想
絵がきれいだからか、うちの子供(小学校3年生)は期待通り、「勉強している」というより「漫画を読んでいる」という感覚で読んでくれていて、「一通り読んで終わり」ではなく、たまに自主的に読み返してくれています。
(特に、戦国時代を描いた7巻を読み返していることが多いです)
内容もしっかりしており、小学生向けの日本の歴史の導入本としてだけでなく、歴史を勉強している中高生や大人にも読み応えがあります。
(私自身も何回か読み返してしまいました)
また、角川の「日本の歴史」を買ってみて気付いた利点として、ソフトカバーかつサイズが若干コンパクトなため、扱いやすい/収納しやすい、というのもありました。
漫画「日本の歴史」を購入するタイミング
うちの場合は、私自身が読みたかったので子供がかなり小さい時期、具体的には小学校1年生の後半頃に買いました。
ただ、当時は、1巻の縄文時代・弥生時代~古墳時代までは読んでくれましたが、2巻の飛鳥~奈良時代で"蘇我のなんとか氏"が出て来る辺りから登場人物が増え、話に着いていけなくなり、挫折してしまいました。
その後、1年くらいお蔵入りしていたのですが、2年生の後半くらいに再チャレンジさせてみたところ、(どこまで理解したかは別にして)蘇我のなんとか氏の壁を乗り超え、全巻読み終えました。
今(小学校3年生)では、思い出した時に自発的に読み返してくれています。
全ての漢字にフリガナが振ってありますので、小学校1年生でも読めることは読めるのですが、興味を持って読んでくれるのは小学校低学年の後半~小学校中学年の辺りからのようです。
歴史本は、新しい発見・検証と共に少しずつ内容が刷新されていくと思いますので、小学校低学年の後半辺りで買うのがオススメです。