(最終更新:2018年9月)
上の子供が小学生になり、通学だけでなく習い事にも独りで行かせる機会が増えるようになりました。
毎回、親が送り迎えするのは割と負担だったので、独りで行ってくれるのは助かるのですが、独りで出歩かせることに不安も感じていたので、子供にドコモのキッズケータイを持たせることにしました。
今回は、ドコモのキッズケータイを申し込むに当たって調べたこと・体験したことをシェアしたいと思います。
補足事項:
・私自身がドコモユーザーですので、親がドコモユーザーの場合としてお読み頂ければと思います。
・キッズケータイの名義人は、子供ではなく私(親)にしています。子供名義にしたい場合は申し込み方法が異なるかもしれません。
ドコモのキッズケータイ
ドコモは、12歳以下の子供を持つ親を対象に、「キッズケータイプラス」という基本使用料が月額500円のプランを提供しています。
家族割の対象になりますので、家族間での電話・メールのやり取りにはお金が掛かりません。
但し、利用可能な機種はキッズケータイ用のもののみに限定されます。
キッズケータイプラスの対応機種
キッズケータイ対応機種は、ウェブサイトには数種類あるようなことが書いてましたが、ドコモショップで聞いたところ、「対応機種は富士通のF-03Jのみ」とのことでしたので、F-03Jを購入しました。
F-03Jは、青・黄・ピンクの3色から選ぶことができます。
機種代金は、本来であれば17,928円(税込)掛かるのですが、「キッズケータイプラス」への申し込みは”オプションの申し込み”ではなく”新規契約の申し込み”に当たるため「0円」でした。
(”頭金が0円で月々の分割料金が掛かる”とかではなく、本当に0円でした)
その代わり、オプションの申し込みとは異なり、2年縛りの対象になります。
具体的には、2年未満での解約や、2年経過後でも解約可能なタイミング以外での解約には解約手数料が掛かります。
なお、キッズケータイ用の機種から、例えばiPhoneのような、キッズケータイ非対応の機種に変更した場合は「解約」ではなく「機種変更」になるため、解約手数料は掛らないそうですが、「キッズケータイプラス」という料金プラン自体は、子供が12歳以下であっても適用できなくなります。
その他の初期費用としては、機種代金は0円ですが、新規契約の事務手数料3,240円(税込)が掛かります。
また、充電器が付属品として付いていません。
F-03Jはアンドロイド携帯用の充電器であれば充電できますが、もし、充電器をドコモショップで購入する場合は、2,160円(税込)掛かります。
キッズケータイプラス用機種「F-03J」の機能と使い方
F-03Jは、インターネットには繋げられず、電話とメールしかできません。
電話とメールも、子供が勝手に変な番号に電話やメールをしないよう、事前にアドレス帳に登録した電話番号とだけしかやり取りができず、アドレス帳への登録には暗証番号の入力が必要になるようになっています。
このようにF-03Jは、安心面を重視して、子供が変なことができない/変なことに巻き込まれない設計になっています。
(メニュー画面)
(メール入力画面)
使い方はとても簡単で、いちいち説明書を読まなくても、子供が直感的に利用できるデザインになっています。
親の電話番号をアドレス帳に登録してあげると、後は子供が自分一人で適当に触って、すぐに電話を掛けてきたりメールを送ってきたりするようになります。
防犯ブザー機能
F-03Jには防犯ブザー機能がついており、上部のストラップを引っ張ると約100dBの大音量が鳴ります。
また、防犯ブザーが鳴った場合に、事前に設定した電話番号(緊急連絡先)に自動で電話を掛ける機能も付いています。
緊急連絡先は3件まで登録可能で、電話が繋がるまで、設定した3件に順番に電話を掛け続けます。
キッズケータイプラスと関連するオプションサービス
ケータイ補償サービス
月額380円で機種の補償サービスが付けられます。
機種の故障だけでなく、破損・紛失・盗難もカバーされます。
キッズケータイ向けの機種は頑丈に作られている上に、「18,000円弱の機種のために毎年4,560円(380円×12か月)払うのもなぁ…」と思ったのですが、学校等でちょこちょこ色々な物を失くしてくるので、結局「3年あれば1回くらいは失くすかな」と思い、申し込むことにしました。
イマドコサーチ
イマドコサーチは、ケータイ補償サービスと違って、キッズケータイの方ではなく親のスマホの方に付けるサービスになります。
「登録した番号の携帯電話(私の場合は、子供の携帯電話)が今どこにあるのか」をGPSを使って検索することができます。
また、キッズケータイの防犯ブザー機能と連動させて、防犯ブザーが鳴った場合にキッズケータイの位置情報を自動で親のスマホに送ることもできます。
料金は、月額200円に加えて、1回検索するごとに5円掛かります。
元々、GPS検索機能を使いたくて子供に携帯電話を持たせることを決めたので、私は申し込みました。
イマドコサーチの検索は、以下の2つの方法があります。
・イマドコサーチを契約した携帯電話に専用アプリ(イマドコサーチ)をインストールして検索
・イマドコサーチを契約した携帯電話のdアカウント・パスワードを使ってイマドコサーチ用のウェブサイトにログインして検索
ですので、dアカウント・パスワードさえ共有すれば、自分だけでなく他の人(例えば、奥さん)もイマドコサーチを使うことができます。
キッズケータイプラスの申し込み方法
新規回線の申し込みになるため、オンラインではなく、ドコモショップで申し込む必要があります。
必要書類
申し込みに当たっては「親の身分証明書(免許証)」「親のキャッシュカードないしクレジットカード」「子供の保険証」の3点が必要になります。
(正確には、子供の保険証がなくてもキッズケータイ用の機種は購入できますが、「キッズケータイプラス」には申し込めず、通常のプランしか選択できません)
ちなみに、子供本人をドコモショップに連れていかなくても申し込み手続き可能です。
ドコモショップに事前連絡して来店予約と在庫確認をするのがオススメ
ドコモショップに飛び込みで行くと、30分待ち、1時間待ちといったことがざらにあります。
ですので、ドコモショップに事前に電話を掛けて、来店予約をするのが便利です。
(来店予約をしても30分くらい待たされるケースがありますが、来店予約なしの場合よりずっとマシです)
加えて、希望の色の機種の在庫が店舗にないケースもありますので、来店予約をする際に、在庫確認(+在庫がない場合は、取り寄せの依頼)を合わせて行うことをオススメします。
(実際、うちの場合は、最初に店舗に行った際に希望の色がなく、散々待たされた挙げ句、後日、再来店するはめになりました…)
キッズケータイプラスの費用まとめ
最後に、ドコモのキッズケータイプラス(+オプションサービス)を申し込むに当たって、総額でいくら掛かったのかをまとめます。
(あくまで私の場合です)
・初期費用:5,400円
(機種代金0円+事務手数料3,240円+充電器2,160円)
・月額費用:1,080円
(キッズケータイプラス500円+補償サービス380円+イマドコサーチ200円+家族間だけなので通信料0円)
初期費用、月額費用とも、当初思っていたより安く済ますことができました。
アンドロイド携帯用の充電器を既にお持ちの方や、「補償サービスは不要」という方は、さらに費用を抑えることができます。
最近、GPS等を使った子供見守りサービスが色々と出ていますが、信頼性とコストと踏まえると、結局、キャリアの提供しているキッズケータイが一番いい選択肢なのではないかと思います。