親も子供も楽チンな自転車練習方法

子供の自転車の練習方法

(最終更新:2018年7月)

 

今回は、年中~年長のお子さんを対象とした、オススメの自転車の練習方法をご紹介します。

 

小さい頃からストライダーに乗っていれば難なく自転車に乗れるようになったのだと思いますが、うちの子供の場合は、ストライダーは一切使っておらず、補助輪付きの自転車のまま年長になってしまいました。

 

そこで、「さすがにそろそろ自転車に乗れるようにせねば!」ということで、自転車の補助輪を外し、自転車の後部を支えながら子供に自転車を漕がせる練習を何回か繰り返したのですが、「怖い、無理、手を離さないでー!」と泣き叫ぶ子供の自転車を中腰で支えながら追い掛け続ける、というのが親としても辛く、上達の気配も全く見られない状況でした。

 

そんな時にたまたま、某イッテQで「御年70歳超のデヴィ夫人に自転車に乗れるようになって貰おう」という企画がやっており、その中で紹介していた練習方法をうちの子供にも試してみたところ、親のサポートも殆どなく、子供があっさりと自転車を乗りこなすようになりましたので、その練習方法を2ステップでご紹介したいと思います。

ステップ1:自転車にまたがってバランスを取る練習

事前準備:

 ー自転車屋さんで補助輪とペダルを外して貰います。

 ークルマが絶対に通らず、人通りも少ない、できるだけなだらかな20~30mくらいの坂道を探します。

 

練習方法:

 ー「自転車に跨って坂道を下る」⇒「手で押して坂道を上る」⇒「自転車に跨って坂道を下る」をとにかく繰り返します。

 

 ー坂道を下る際は、最初はずっと足が地面に付きっぱなしで、歩いているような状態にしかなりません。

ただ、繰り返していくうちに徐々に慣れてきて、足を付かずに下る距離が少しずつ伸びてきます。

 

最終的には、1時間×2日ほど練習すれば、足を付かずに坂道を下り切れるようになります。

 

 ー合わせて、足を付かずに下れる距離がある程度伸びてきたら、ブレーキを使って減速することもこのタイミングできちんと教えましょう。
(ブレーキの使い方を教えないと、いつまでも、足を地面に付いて減速しようとし続けてしまいます)

 

ステップ2:自分で自転車を漕いで乗る練習

事前準備:

 ー自転車屋さんでペダルを取り付けて貰います。

 ークルマが絶対に通らず、人通りも少ない、平らな広場を探します。

 

練習方法:

 ー最初からいきなりペダルを漕ぐのではなく、足で地面を蹴って少し勢いを付けてからペダルに足を移し、ペダルを漕いで貰います。

 

始めは数メートル進んだだけですぐに足を付いてしまいますが、何回か繰り返すうちに距離が伸びてきます。

 

また、繰り返しているうちに、足で地面を蹴らなくても、最初からペダルを漕いで自転車に乗れるようになります。

 

 ーある程度自転車に乗れるようになったら、後は、親子向けのサイクリングコースで練習するのがオススメです。

(都心だと、代々木公園や駒沢オリンピック公園にサイクリングコースがあります。子供用自転車+ヘルメットの貸し出しも行っています)


ステップ1ができてしまえば、驚くほど簡単に自転車に乗れるようになります。

 

親も基本的にただ子供を見ているだけで済みますので、かなり楽チンです。

 

「これから補助輪を外して練習しよう」という方は是非、試してみて下さい。

 

ちなみに、私の家では使ったことはないですが、最近は"へんしんバイク"や"D-Bike Master"のような、ストライダーから自転車に変形できるタイプのものも人気のようです。

 

2~3歳くらいのお子さんをお持ちの方は、ストライダーではなく、こちらの購入を検討してみるのもいいかもしれません。


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