(訪問シーズン:2018年8月)
「蔵王(地蔵山・蔵王自然植物園)」の基本情報
所在地:山形県山形市
アクセス:クルマ(蔵王エコーライン)⇒蔵王ロープウェイ
(蔵王エコーラインの記事はこちら)
ルート:蔵王ロープウェイ山麓駅⇒(ロープウェイ)⇒樹氷高原駅⇒(ロープウェイ)⇒地蔵山頂駅(標高1,661m)~地蔵山山頂(標高1,736m)~ワサ小屋跡~蔵王地蔵尊~蔵王自然植物園(三宝荒神山山頂〔標高1,703m〕経由)~地蔵山頂駅
ー約3km
ー地蔵山頂駅~地蔵山山頂:徒歩20分(距離0.4km)
ー地蔵山山頂~ワサ小屋跡~蔵王地蔵尊:徒歩30分(1.5km)
ー蔵王地蔵尊~蔵王自然植物園・三宝荒神山山頂~地蔵山頂駅:徒歩30分(距離0.4km)
コースマップ (1):地蔵山周辺
コースマップ (2):広域
蔵王(地蔵山・蔵王自然植物園)の画像:
所要時間:2時間弱(地蔵山山頂での休憩含む。ロープウェイ乗車時間除く)
対象年齢:幼児(年少)でも可
難易度:
ー大人:子供を抱えて地蔵山を登る際に息が少し上がる程度で、大体は楽に歩けます
ー子供(7歳):独りで歩けます。歩道が整備されている上に、崖沿いを歩く分けではないので、独りでも安心して歩かせられます
ー子供(3歳):登り以外は概ね独りで歩けます。登りも半分くらいは自力で歩いていました
装備:
ー靴はスニーカーでOKです。但し、標高が高く、風が強いことも多いので防寒・防風対策は必須です
補足情報:
ーロープウェイ山麓駅に大きめの無料駐車場があります。お盆シーズンに行ったにも関わらず、大分空いていました
(駐車場だけでなく、ロープウェイやトレッキングコースも全く混雑していませんでした)
-ロープウェイは15分に1本。お盆シーズンでも待ち時間無しですんなり乗れました。乗車時間は、山麓駅~樹氷高原駅、樹氷高原駅~地蔵山頂駅それぞれ10分弱です
ーどの駅でも、おにぎり・おやつを売っているような売店はないため(飲み物の自動販売機はあります)、コース上でおにぎり・おやつを食べたい場合は事前に用意しておく必要があります。但し、山頂駅にレストランがあり、食事以外にもラフランスソフトや玉こんにゃく等の山形名物のおやつが食べられます
ーロープウェイ山麓駅・地蔵山頂駅ともきれいなトイレがありますが、トレッキングコース上には全くトイレがないため、トイレは駅で済ませる必要があります
ー割と標高が高い上に、周囲に遮る山がなく風が強い時が多いため、防寒・防風対策が必要です
(行った日は、山麓駅が28℃、山頂駅が23℃で、山頂は風が強めでした)
ー地蔵山頂駅~地蔵山山頂の道は、道幅が狭い上にアザミが群生しているため長ズボンが望ましいです(ハーフパンツ等だとアザミの葉っぱがチクチクします)
ー蔵王自然植物園で見られる植物は地蔵山の方でも十分見られます。ですので、時間がない場合や熊野岳・お釜方面へ抜ける場合は、蔵王自然植物園は飛ばしてしまっていいと思います
(蔵王自然植物園で特別な何かが見られる分けではないです)
ー樹氷高原駅近くの「イロハ沼」周辺を散策するには、樹氷高原駅からスキー用リフトに乗るか(乗車時間は5分ほど)、ゲレンデを歩いて登る必要があります。
当初はイロハ沼周辺も歩く予定でしたが、小さい子連れでリフトに乗る自信も子供を担いでゲレンデを登る気力もなかったので諦めました。
ワサ小屋跡からイロハ沼に下るコース(祓川コース:2.6km、1時間程度)もありますが、スタッフの方に聞いたところ、「滑りやすい岩肌を歩くため、登山装備をした大人でないと難しい」とのことでした
ー蔵王一体は活火山のため、訪問の際は噴火情報に注意して下さい。
(ちなみに、地蔵山山頂~ワサ小屋跡の間は、風向きによっては、微かに硫黄の匂いがします)
訪問時(2018年8月時点)の噴火警戒レベルは1でしたが、2018年1月末~3月初は警戒レベルが2に引き上げられていました。詳しくは気象庁サイトをご確認下さい
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/212.html(外部リンク)
ー山麓駅からクルマで5分程度のところに、石鹸・シャンプー等は不可の本格的な源泉掛け流しの露店風呂「蔵王温泉大露天風呂」があります
http://www.jupeer-zao.com/roten/(外部リンク)
蔵王(地蔵山・蔵王自然植物園)のオススメ度:
・大人:☆☆☆
・子供:☆☆☆
(☆☆☆がMax、あくまで私の主観です)
子供の反応(7歳&3歳):
今回は兄妹揃ってとても楽しげでした。
具体的には、お兄ちゃん曰く「山のてっぺん(地蔵山山頂)に岩がいっぱいあってきれいだった」「木の歩道を走ったりジャンプするのが楽しかった(ワサ小屋跡~蔵王地蔵尊)」「涼しくてよかった」とのことでした。