(訪問シーズン:2019年7月)
今回は、この夏に子供と道東を回った際に立ち寄った「オンネトー」をご紹介します。
オンネトーは、阿寒摩周国立公園の西端、雌阿寒岳の山麓に位置する湖です。
湖面が時間帯や場所によって色を変えることから「五色沼」とも呼ばれています。
オンネトー及び雌阿寒岳には、トレッキング・散策コースがいくつかありますが、子供と「湯の滝コース」と「東湖岸コース」の2つを歩いてみましたので、そのご紹介をしたいと思います。
「オンネトー」の基本情報
所在地:北海道足寄郡足寄町茂足寄(阿寒湖温泉から車で20分でアクセスできます)
周辺マップ:
オンネトー:湯の滝コース
「オンネトー:湯の滝コース」の基本情報
ルート:湯の滝コース入り口の駐車場~オンネトー湯の滝~湯の滝コース入り口の駐車場
(往復2.8km)
所要時間:1時間
対象年齢:幼児(年少)でも可
難易度:
ー大人・子供:道幅がそこそこ広くきちんと整備されている上に、コースの大半がほぼ平坦~緩い登り(最後の200mだけ下り)になっているため、子供にとっても歩きやすいコースです。
装備:
ースニーカー、軽装で大丈夫です。
但し、人気(ひとけ)が殆どない山中を歩くため、熊鈴は付けていった方が安心です。
補足情報:
ーオンネトーの湖畔の展望台を通り過ぎてさらにオンネトー湯の滝の方に進んでいくと、湯の滝コースの入り口に大きめの無料駐車場があります。
ーオンネトー湯の滝まで行くと、(やや場違いな)芝生の広場が広がっていて、休憩所とトイレもあります。
ー湯の滝は自然に湧き出している温泉らしいのですが、触ってみると、"湯"どころか温かくすらなく、"常温の水"という感じでした...
ートイレは湯の滝コースの入り口の駐車場と、湯の滝のある広場にあります。但し、残念ながらあまりきれいではなく、手も洗えませんでした。
阿寒湖からオンネトーに向かう道の途中にある「雌阿寒湖温泉」に広めの無料駐車場ときれいなトイレがありましたので、トイレはそちらを使うのがいいと思います。
ーオンネトー周辺にはお店も自販機もありませんので、事前準備が必要です。
オンネトー:湯の滝コースのオススメ度
(☆☆☆がMax、あくまで私の主観です)
・大人:☆☆("オンネトー湯の滝"自体はわざわざ見に行くほどのものかというと「?」ですが、湯の滝コースで通り抜けていく森はとてもきれいでした)
・子供(8歳):ー("森がきれい"みたいなことには興味がなく、コース自体は単調な一本道なので、割と早めに飽きてしまっていました...)
オンネトー:東湖岸コース
東湖岸コースについては、コースがあまり整備されておらず、湖の裏側辺りまで行ったところで引き返しました。
ですので、コースを歩き切った分けではないですが、参考情報として簡単にご紹介したいと思います。
「オンネトー:東湖岸コース」の基本情報
ルート:東湖岸コースの入り口~東湖岸コース~キャンプ場(オンネトー野営場)~湯の滝コース入り口の駐車場
(2km弱:東湖岸コースの入り口には「周遊コース1.5km」という立て看板がありましたが、地図を見る限り、片道1.9kmのコースのようです)
装備:
ースニーカー、軽装で大丈夫です。
但し、人気(ひとけ)が殆どない森の中を歩くため、熊鈴は付けていった方が安心です。
加えて、草木が大分茂っていましたので、長ズボンが望ましいです。
補足情報:
ー阿寒湖側からオンネトーに向かっていくと、ちょうどオンネトーに差し掛かったところで車が5台くらい停められる小さな駐車場があります。そこが東湖岸コースの入り口です。
ーコースはあまりきちんと整備されていませんでした。
コースの最初の方は歩きやすいのですが、湖の裏側に差し掛かると、木道が破損していたり、枝葉でコースが狭くなっていたりと、奥に進むほど歩きにくくなります。
(無理に歩けないこともないですが...)
湖の裏側からの景色はきれいですが、散策路はそもそも周遊コースになっている分けではないので、散策がてら、歩きやすいところまで歩いて適当に引き返すのがいいと思います。
ー東湖岸コースの入り口の駐車場を含め、トイレは一切ありません。
阿寒湖からオンネトーに向かう途中にある「雌阿寒湖温泉」に広めの無料駐車場ときれいなトイレがありますので、そちらを使うのがいいと思います。
ーオンネトー湯の滝コースのご紹介でも記載しましたが、オンネトー周辺にはお店も自販機もありませんので、事前準備が必要です。