(最終更新:2019年8月)
東京都現代美術館は、2016年から大規模改修工事をしていましたが、今年(2019年)の3月末に遂にリニューアルオープンしました。
リニューアルオープン以来ずっと行きたいと思っていたのですが、夏休み期間中ということもあってか、「あそびのじかん Now, it's time to play」という、うちの子供たち(8歳&4歳)でも楽しめそうな企画展をやっていたため、お盆ウィークに家族で行ってきましたので、その概要と感想をご紹介したいと思います。
「あそびのじかん Now, it's time to play」は、6組のアーティストさんによる、(確か)全部で8つの部屋で構成される企画展です。
どのアーティストさんの作品も、遊びの要素を持った体験型のアートや自分で作品(の一部)を作る参加型のアートになっており、うちの子供たち(8歳・4歳)も喜んで遊んでいました。
行こうと思った日がお盆ウィークの祝日だったため、かなり混雑するのでは?と懸念していたのですが、行ってみると意外と混雑していませんでしたし(それでも、スタッフの方にお伺いすると「今日は多いです」というお話でしたので、元々、あまり混雑しないもののようです)、子供連れのご家族も多くかなり賑やかな感じでしたので、小さなお子さん連れのご家族でも行きやすいと思います。
タノタイガ《タノニマス》のオープンワークショップの参加方法:
「あそびのじかん Now, it's time to play」の作品の一つに、「タノタイガ」というアーティストさんの「タノニマス」というものがあります。
「タノニマス」は、無機質なお面を参加者が思い思いにデコレーションして皆で作り上げていく、参加型の作品です。
「あそびのじかん Now, it's time to play」のアート作品は基本的にどれも自由に参加・体験できますが、この「タノニマス」のお面のデコレーション体験だけはワークショップに参加する必要があり、ワークショップに参加するには整理券が必要になります。
・第1部 10時~12時 (当日10時から整理券配布)
・第2部 13時~15時 (当日10時から整理券配布)
・第3部 15時~17時 (当日13時から整理券配布)
・第4部(7~8月の金曜日のみ開催)18時~20時 (当日15時から整理券配布)
(定員は毎回40名)
私たちは10時の開館と同時に入り、いくつか展示を見た後に「タノニマス」のワークショップの整理券を貰いましたが、ワークショップは13時~15時の部になりました。
13時より少し前にワークショップ会場にいったときには、15時~17時の部の整理券を貰うための列ができていましたので、結構、人気のある企画のようです。
なお、ワークショップは、好きなようにお面をデコレーションして壁に飾ったら終わりですので、丸々2時間掛かる分けではなく、うちの場合は、40分くらいで終わりました。
「あそびのじかん Now, it's time to play」は、大人も子供も楽しめる企画展だと思いますし、空調も効いている快適な環境ですので、夏に出掛ける先としてもちょうどいいと思います。
(うちの子供たちも大分楽しかったようです)
開催期間は10/20まで、小学生以下は入場料無料ですので、ご興味のある方は、是非、足を運んでみて下さい。
リニューアルオープンした東京都現代美術館について
リニューアルオープンということで、この「あそびのじかん Now, it's time to play」以外にも、新しくなった建物や他の展覧会も見て回りましたので、簡単にご紹介したいと思います。
「あそびのじかん Now, it's time to play」と同時開催中の展覧会:
「あそびのじかん Now, it's time to play」に加えて、リニューアルオープン記念として「ただいま/はじめまして」という東京都現代美術館のコレクション展と、地図・地域をテーマにした「ひろがる地図」という企画展も合わせて開催されています。
コレクション展の方を覗いてみましたが、子供たちは「よく分からん」という感じで(私もよく分かってないですが)スタスタと通り抜けて行ってしまい、あっさり出て来てしまいました。
(コレクション展の作品)
(屋外展示作品)
(水と石のプロムナード)
東京都現代美術館のカフェ・レストラン:
リニューアルに伴ってカフェ/レストランも一新され、カフェ&ラウンジの「二階のサンドイッチ」と、レストラン「100本のスプーン」の2つができました。
ランチにレストラン「100本のスプーン」を利用してみましたが、本格的なメニューがいくつも用意されていました。
「100本のビーフシチュー」「鶏もも肉のコンフィと燻製ベーコングレイビーソース」「オマール海老のクリームドリア」といったものから、「オトナのランチコース」「コドモのランチコース(12歳以下限定)」といったコースメニューまで揃っています。
ちなみに、上の子供(8歳)は「コドモのランチコース」を注文しましたが、メニューの内容も量も大人が食べるような本格的なものでした。
木場公園について
東京都現代美術館は木場公園と隣接しています。
木場公園には大きめの遊具だったり、夏場は水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」もあります。
美術館で遊んでもまだお子さんの体力が有り余っている場合は、是非、こちらも訪れてみて下さい。
東京都現代美術館のアクセス・営業時間・料金
アクセス
・住所:東京都江東区三好4-1-1
ー車の場合:美術館の地下に90台収容可能な駐車場があります。
(1時間300円、以降30分ごとに150円)
行った日がお盆ウィークの祝日だったので「混むかな」と思い、開館時間(10時)少し前の9時45分頃に行きましたが、数台が並んでいる程度で、すんなり駐車場に停めることができました。
駐車場は美術館と同様に10時オープンということになっていますが、実際には10時より少し早く(9時55分頃)オープンしました。
ー電車の場合:駅から少し歩きます。
・東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」から徒歩10~15分
・東京メトロ東西線「木場駅」から徒歩15分(または、都営バスで「東京都現代美術館前」下車)
・都営新宿線「菊川駅」から徒歩15分(または都営バスで「東京都現代美術館前」下車)
開館時間
・10時~18時(7~8月の金曜日は21時まで):展示室入場は閉館の30分前まで
休館日
・祝日を除く月曜。月曜が祝日の場合は次の火曜
料金・開催期間
「あそびのじかん Now, it's time to play」:7/20~10/20
・一般 1,200円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 850円 / 中高生 600円 / 小学生以下 無料
・「あそびのじかん」のチケットで、コレクション展「ただいま/はじめまして」にも入れます
コレクション展「ただいま/はじめまして」:7/20~10/20
・一般 500円 / 大学生・専門学校生 400円 / 高校生・65歳以上 250円 / 中学生以下 無料
「ひろがる地図」:8/3~10/20
・無料